itochan room
[ bar伊藤 ] - 熊本市上通町11-6 エイブル並木坂ビル3F  [ TEL.FAX ] 096-323-8688
[ 営業時間 ] - 19:00 ~ 翌2:00  [ 定休日 ] - 日曜日

2005/07/31

おすすめのサックス・アルバム

Category: こんなんもあります♪ — itochan @ 17:23:07

●amaotoさんから「音盤コレクション:体感温度を3℃さげてくれる涼盤」(7/25日付)にコメントをいただいた。コメント欄では紹介しきれない分をジャケット写真とともにここで書きたい。

Love & Other Obsessions
■SPYRO GYRA/LOVE & OTHER OBSESSIONS (1995年)

爽快に夏の道をクルマでカッ飛ばしたい時には絶対オススメ。スパイロ・ジャイラの一連の作品は爽やかさが身上。デビュー作「モーニング・ダンス」を初めて聴いた時は、ジャズもずいぶん変わったものだなぁと、その爽やかさに感動して毎日聴いたものだ。

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Soprano Sax
■ZOOT SIMS/SOPRANO SAX (1976年録音)

ズート・シムズは本来テナー・サックスの達人だが、70年代に入ってからソプラノも吹くようになり、ついにはソプラノだけでアルバムを作ってしまった。どこかスイング時代のクラリネットを思わすほのぼのと温かい味わいは格別。妙にノスタルジーを感じてしまう。レイ・ブライアントの強力なピアノとのコントラストも楽しい。

2005/07/30

特製「大人のモロQ」

Category: 嫁に来ないか(酒肴) — itochan @ 17:37:02

「モロQ」といえば居酒屋さんの定番メニューだが、あえてbar伊藤でもご用意します。とはいっても、ちょっぴり手を加えて、そんじょそこらの味をは違います。

ピリッと和の刺激が加わった、夏に打ってつけの涼味覚。キーンと冷えた新鮮なキュウリに乗せてガブリっといってください。新鮮な驚きの「モロQ」ですよ。

2005/07/29

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 18:18:05

●みかさイワサキ氏、営業前のbar伊藤に足音も立てずにヌスゥーッと登場。マジ驚いた!

仕込みを終え、展望のいい温泉でサウナに入ってきたそうだ。こんな午後の4時に赤ら顔を見ると、なんともオハラショースケみたいだ。

まだ、日程は未定だが(たぶん八月お盆過ぎぐらいかな?)イワサキ氏の働く「みかさ」でイベントをやろう計画中。内容は「お酒の会」ではなく、「旨いものの会」としたいと考えている。

腕とセンスのイワサキ氏による『炭火串焼き・意外でナイスな味知との遭遇』。単なる串焼きではない。素材・味付けにひとひねりした串焼きに、“エッ!”と驚かせる一品を合わせて食べていただく。そこへ僕が選んだ和酒を添える・・・そんな感じかな?詳細はまだ未定だが、決まり次第このウェブサイトでご紹介したい。乞う、ご期待!

●最近、宮崎駿作品でおなじみの作曲家・久石譲のニュー・アルバムがリリースされた。完成までに5年の歳月をかけたという力作だそうだ。タイトルは『WORKSⅢ』。大ヒット・シリーズ第3弾。

今回は新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラによる演奏で、「ハウルの動く城」組曲、サントリー“伊右衛門”CM曲「ORIENTAL WIND」、バスター・キートンの無声映画の名作「THE GENERAL」組曲ほかのオーケストラ・バージョンを収録。スケールの大きい久石ワールドが堪能出来るに違いない。近日中に購入しようと思う。

WORKSIII
久石譲 新日本フィルワールドドリームオーケストラ
B0009V1GOY

で。ひさしぶりに彼が作・編曲を担当した映画『ソナチネ』(監督・脚本:北野武)のサントラ盤を引っ張り出して聴いた。やはり、いい。沖縄の灼熱の太陽のもと・・・狂気と凶器。不気味さ。戦慄。内暴性・・・そうしたファクターを久石は見事に音符に変えて表現している。

唸りをあげるベース、緊張感あふれるパーカッション群、研ぎ澄まされた旋律を叩き出すピアノ、沖縄の熱風を思わせるように湧き上がるキーボード、そして悲鳴に似たギター・・・スリル感に満ちた演奏。

ボリュームを上げて流しながら仕込みをした。いや~、仕事がはかどった。それにしてもbar伊藤のステレオ・システム。古過ぎて、ボリュームを上げてやらないと中々いい音で鳴ってくれない。そろそろ買い換え時かなあ?

ソナチネ(サントラ)
久石譲
B00005GLG9

●夏のデザートとともに、実はこっそり「bar伊藤特製モロQ」をご用意していた。今日は常連さんDAYだったので、お試しがてらにお出ししたら・・・これがバカ受け!美味いの連発だった。早速明日からメニューに登場させます。

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 18:10:01

イトウです。ワクワク金曜日の熊本上通並木坂bar伊藤から営業案内するとです。

またまた本日(明日も?)アロハDAYを決行します。今回はお気に入りの紺地に南国の花が白抜きになった地味派手なアロハです。似合う。似合わない。いい年こいて。とお思いでしょうが・・・そこんところヨ・ロ・シ・ク。

ところで、夏季限定デザートの評判も上々です。ぜひ一度ご賞味ください。

イトウです。とぼけたメルマガ、勘弁して欲しかとです。

http://itochan.com/blogs/

2005/07/28

ねみ~ぃ、きち~ぃ、だりぃ~~。

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 20:16:59

カフェ・タイムレスのサト君から暑中見舞いの写真がメールで送られて来た。圧倒的に感動的な一枚。ってゆーか、ナイスショットな「猫の昼寝」だ。

写真はサト君の趣味。これまでもいろんな写真をご自慢の旧式のカメラで撮ってはカフェの常連さんたちに見せている。僕を撮った写真なども数点あり、今年の夏DMではその中から一枚、店主近影として使わせていただいた。ぜひ、皆さんに届きましたら見てください。僕らしくないかも?

では。抱腹絶倒の猫の昼寝。どうぞ↓

休日の僕に似ているかも・・・

猫も人間も同じ。暑いのは。それにしてもこの猫、まるで人間そっくりなポーズで塀の上の木陰でお昼寝。サイコーじゃん。

2005/07/27

雲の峰

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 21:26:49

今日は、僕が最近出合って好きになった季節の言葉。それは「雲の峰」という言葉です。

「雲の峰」とは、空にそびえ立つ幾つもの雲の姿で夏の季語。入道雲、積乱雲のこと。漢字表記では「雲の峯」とも書きます。また、季語としては「雲峰」「峰雲(みねぐも/ねぐも)」ともいうそうだ。

積乱雲は急激な上昇気流によって生まれるもので、四季を通じて発生するが、やはり夏の雲の代表(象徴)とだといえるだろう。

青い空にモクモクと浮かぶ白い雲。その頂は夏の眩しい太陽の光を浴びて白銀に輝いている。だが、時には下降噴流(Down-burst)と呼ばれる突風や雷、雹などを伴うことがあるので、きわめて危険。「雲の峰」というと詩的でいいけれども、実は危険きわまりない雲なのです。

で。この季語を使った俳句にどんなものがあるか調べてみた。

  雲の峯いくつ崩れて月の山(松尾芭蕉)

  大の字に寝て見たりけり雲の峰(小林一茶)

  空つぽの少年の魚籠(びく)雲の峰(斉藤幸三)

  積乱雲つねに淋しきポプラあり(金子兜太)

  酒さげてニヤリと入道雲に逢ふ(安川貞夫)

・・・時々刻々と表情を変える雲の峰は、それを見上げる者の心を移す鏡なのかも知れない。僕の場合は、ニヤリ派かな? 

◎オマケ◎こんな面白句モ見つけた。作者不明。

  牛乳は腰に手をあて雲の峰

最高!麦わら帽子にランニングシャツ・・・井上陽水の「少年時代」が聴こえてきそうですね。

■雲百貨「積乱雲」
http://w-and-b.hp.infoseek.co.jp/sekiran2.htm

■雲の図鑑「積乱雲」
http://www.asahi-net.or.jp/~EP3N-KIZM/zukan/clouds/sekiran-un.htm

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ところで。現在、bar伊藤にも同じ名前の美酒が届いています。長野県の舞姫酒造が醸した「翠露・特吟《雲の峰》うすにごり活性生酒」です。

「翠露」は名水・霧ヶ峰高原伏流を用いて醸される、きめ細やかでソフトな飲み口と芳醇な香りを持つ人気限定美酒。甘口でもなければ辛口でもない、甘・酸・渋・辛・苦の五味が程良く調和した旨口のお酒です。

夏の青空を思わせるターコイス・ブルーのボトル。その中に詰められた爽快感あふれるフレッシュなうすにごり。飲む前から期待が高まります。オリ(にごり)は少なめですが、瓶を軽く振ると、まさに入道雲がモクモクと湧き上がったかのように美しく昇っていきます。

見て取れるほど炭酸はわ分かりませんが、口に含むとほんのりとした発泡感。夏に向けて爽やかな一本です。

2005/07/26

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 23:15:43

●性懲りもなく、またCDをamazonに注文した。今回はJAZZとJ-Fusion。

夏になると、やはり歌モノは暑苦しい。涼やかな音が・・・とロイ・エアーズとかカル・ジェイダーなんて鉄琴奏者のヤツでもと思っていたが、結局ヘンなものばかり買っちゃって、それらは次回送り。

そんな音盤探しでアッチャコッチャと検索していたら、すごく素敵なレコード・ジャケットを見つけた。エキゾチックな音楽をやっていたレス・バクスターの未CD化作品。60年代ってこういうのが多かったんだよね。今見ると逆に新鮮だったりする。乞う、CD化!

2005/07/25

体感温度を3℃さげてくれる涼盤

Category: こんなんもあります♪ — itochan @ 20:30:30

Garfunkel: Best Of
Art Garfunkel
B0000026QS

アート・ガーファンクルの声質もあるが、よく耳を澄ますとそのヴォーカルがいっそう優しく染みわたるように上品なエコーがかかっている。それが、とにかく僕にはクールに感じてしまう。このブログのタイトルではないが、まさに体感温度をグッと下げてくれる。とはいえ、決して冷たい響きではない。むしろ柔らかく包み込んでくれる。

また選曲もいい。彼自身はソングライターではないから、その分自分の声質をより生かしてくれる佳曲を選んでいる。彼の作品はどれもオススメだが、個人的には『ウォーターマーク』というアルバムが好きだ。しかし、ここではあえてベスト盤をご紹介。聴く者を幸せにするアートの“天使の歌声”が堪能出来る。

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あなたを思うと
大貫妙子&山弦
B00005QCGC

JOY RIDE
山弦
B00005FJW0

大貫妙子の透明感に満ちた歌声は、夏の暑さを忘れさせてくれる。そんな声で「あなたを思うと/いつも嬉しい心が見える/運命に感謝しよう/出会ったことに 今・・・」なんて歌われてしまったら。もう、降参です。

このマキシ・シングルは大貫妙子と、スーパー・ギター・デュオ山弦とのコラボレーションで生まれた素敵な一枚。『あたたを思うと』は、その山弦による名曲『祇園の恋』に彼女が歌詞をつけたもの。どこか日本情緒的なメロディに、彼女の思いが言葉となって重なると、こんなにまでも美しい歌になってしまう。しかも、しっかりと“大貫妙子のもの”にしてしまっている。

この盤は、すでに製造中止になってしまったようだが、もしかしたらamazonにはデッド・ストックがまだあるかも?

最後に、胸キュンの歌詞を---

  あなたに触れると
  暑い夏の匂いがした
  風が吹く丘の上で
  夢を語った日を

  なくした時に もう 帰れない
  たくさんの 大切な思い出があっても・・・

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2000年、夏。僕はあの夏の匂いを忘れない。

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死刑台のエレベーター[完全版]
マイルス・デイヴィス
B000065E96

兎にも角にも、このクールさ。たまらない。映画のサントラという範疇には収めたくないほどの出来映え。映像を見ながら一発で録音をしたという逸話さえ、この音を聴けば納得したくもなる。また、映画もいい。ぜひ、また観たい。

僕はマイルスを聴くとどうしても新宿のジャズ喫茶(もしかしたらバーかも知れない)を思い出す。今日みたいにむし暑い日だった。どこかで涼もうと飛び込んだその店は薄暗く、エアコンがギンギンに効いていて汗でびっしょりだったシャツも下着も数分で乾いてしまった。おかげで逆に夏風邪ひきそうなほどだった。その時に流れていたのがマイルスの『BLUE MOODS』というアルバムだった。

初めて聴いたアルバムだった。店内の薄暗さと相まってそのマイルスのトランペットの音がなんとも暗かった。ともかく陰鬱な音色にしか聴こえなかった。それは都会の夏の照り返しのせいかも知れない。否、今聴けばクールと感じるかも知れない。

そう。あの日僕は、陽も沈み、街に夜の帳が降りるまでその店に居た。そして、帰り道。レコードショップに立ち寄った僕は、わき目もふらずそのアルバムを買って帰った。今も、夏になると無性に聴きたくなる一枚だ。

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DUO
GONTITI
B00005G4NF

たしか地球快適音楽”とかいうのがゴンチチのキャッチフレーズだったと思う。このアルバムを買った当時(1997年頃)僕は来る日も来る日も飽きることなく聴いていた。無駄な言葉(歌詞)もないアコースティック・ギター2本によるインスト・アルバム。

ある詩人の作品集のタイトルではないが、“時に言葉は不自由だ”である。

彼らほど日本情緒を音にできるミュージシャンもいない。僕は、そこにロマンチシズムと同時に、ほろ苦く、甘くせつない昔日の情景を想像してしまう。大好きな二人組。電気楽器を使った曲も多くあるが、やはり彼らの真骨頂はアコースティックな音にあると思う。

時に忘れかけた木々の緑を、時に還り来ぬセピア色の日々を・・・夏は思い出の季節。

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Drag
k.d. lang
B000002NG2

彼女の低めのアルト・ヴォイスにはひんやりとした感触がある。このアルバムのタイトル『ドラッグ』とはタバコのこと。アルバム全体をタバコにまつわるスタンダード・ナンバーを中心に取り上げて歌っている。ジャケットはダサいが、中身は極上。

山下達郎も、歌のウマさからファンだと言っていた。中年男にしかわからない、お色気とは別の官能に満ちている。

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SUMMER SIDE OF
ショーロ・クラブ
B00005EJG0

ショーロとはブラジルの音楽のひとつ。哀愁とか郷愁と訳されている“サウダージ”感に満ちた音楽。このアルバムはタイトル通り、夏をテーマに選んだスタンダード・ナンバーのカバー集である。

彼らは日本人である。しかし、その解釈は、海を越え、遠く地球の裏側のブラジル人の感性と日本人の持つ感性の共通点をうまく融合させていて、“初めて聴くのに、どこか懐かしい”と感じさせる響きがある。

木陰のカフェテラスあたりで、涼やかにアイスコーヒーでも飲みながら聴きたいものだ。

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林知行&フォレストIII
林知行&フォレストIII
B00005IEZJ

たぶん、ほとんどの方が林知行という人物を知らないだろう。かつて喜多郎のサウンド・プロデューサーも務めたことのある影の実力者である。随分昔、このアルバムを制作したディレクターと一緒に仕事をしたことがあり、林氏とお会いした。その時にいただいた一枚だ。

当時風に言うなら“NEW AGE MUSIC”とでも表現できようか・・・とにかく気持ちの良いアルバムである。歌もなく、楽器の響きを大切にしながら美しく印象的なメロディを奏でている。それはまるで夏の昼下がりの一瞬の涼風のよう。

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Watercolors
Pat Metheny
B000026FDG

タイトルは『水彩画』とでも訳するのだろうか。最近のパットはあまりにも大きくなりすぎてしまって・・・このあたりの等身大的なパットが好きだ。ひんやりとしたギターの音色、まるで心象風景のような楽曲が並ぶ。

心地好いと言うよりも、非常に研ぎ澄まされた世界とでも言える、ある種の緊張感。誰もいない場所で一人で聴きたい一枚。

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おもいでの夏
アート・ファーマー
B00008K75X

リリカルなフリューゲル・ホーンで人気のあるアート・ファーマー。あの有名な「おもいでの夏」では一度聴いたら忘れられない、詩情にあふれたプレイが聴ける。

彼の他作品も日本人にはウケがいい。ジャズの王道を行く作品しかり、フュージョン・タッチもしかり。このアルバムでは、腕利きのジャズ・ミュージシャンを起用し、リラックスした中で「黒いオルフェ」や「アルフィー」といったスタンダード・ナンバーを快演している。

続・花の名前を教えてください

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 17:13:40

不知火の名所「蕉夢庵跡」周辺に咲いていた花

bar伊藤で使っている粉引の器類を作っていただいている園田君(不知火「蕉郎窯」)のところへ遊びに行った時に見つけた花。

なんともキレイなピンクにひと目ぼれ。というか、たぶんオフクロが喜ぶだろうと彼に許しを得て貰って来て鉢植えにしていた。彼もテレビかなにかで名前を聞いたけど忘れてしまったということで。だれかご存知の方おられましたら教えてください。

ちなみに「蕉夢庵」とは宇土細川藩第六代・細川興文(隠居し月翁と号した)ゆかりの場所。ここで庵を営みながら詩文、書画、和歌等の創作に没頭し、芸術における並はずれた才能をいかんなく発揮して数々の秀作を残した。現在はその面影は石垣などに垣間見るほどしか残っていない。園田君の仕事場はその蕉夢庵跡の隣りにある。

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 17:10:01

こんにちは。溶けてしまいそうな灼熱の熊本上通並木坂から季節のお便りです。

暑い!と口にすると「罰金です」とカフェ・タイムレスのサト君に言われ、なるべく口にしまいと心がけていましたが、やはり「暑いものは、暑い!」です。

出勤前に我が家でお風呂に水を張って行水を楽しみました。窓からは狂おしいばかりの蝉時雨。夏のBGMの中でとっぷり行水。一気に小学生の頃の夏に戻ってしまいました。鈴虫に胡瓜をあげていたオフクロは、僕が出てくると西瓜を切ってくれた。

伊藤家の夏のひとコマでした。

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 17:02:58

●ここ3日ほどブログを書く気になれなかった。大した意味があるわけではないのだが、営業後に書こうと思っていたが、くたびれ過ぎて断念していた。

今日からはせっせと真面目に書き込んでいこう。

●夏になると元気のいい音楽を聴きたくなる反面、懐かしいフォークソングが聴きたくなる。今日、家を出る前に棚からヒトツカミ。

中川イサト『お茶の時間』と『黄昏気分』そして彼のベスト盤『FOOT PRINTS』。『お茶の時間』の中に収録されている「その気になれば」という歌が好きだ。

♪その気になりさえすれば/夏の終わりの海が見られるのに/その気になったら夏の終わりの海にいられるのに・・・ジットリと汗ばんできたら/よしずばりの中でミゾレを食べて/夕日の頃には空の色をかしかめながら・・・」

夏が始まったばかりなのに、もう夏の終わりを思っている。馬鹿バイ。

2005/07/22

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 19:25:11

●お客様からタレントの眞鍋かをりのブログが面白いからのぞいてみたらと紹介された。確かに彼女のキャラクターが出ていて中々笑わせてくれる。タレントの多くがこうした自身によるブログをもっている。世はまさにブログの時代だ。

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 16:10:00

朝から太陽がまぶしい、真夏の熊本上通並木坂から[伊藤通信]をお届けします。

やって来ました!ついに。今日、待望のアロハDAYを決行いたします。別に制服を忘れたわけでもありません。梅雨も明けたし、子供たちは夏休みに突入したし・・・bar伊藤版COOL BIZとでも言いましょうか。

それにしても昨年と同じアロハシャツ。あ~新しいやつが欲しいなあ。

夏音楽たっぷり。加えて、デザート。冷えてます!

2005/07/21

夏のデザート開始!

Category: 営業案内 — itochan @ 20:51:51

お待たせいたしました。bar伊藤オリジナル夏季限定デザートを始めます。

お酒を飲んだ後、どうしてもお口の中がまったりとしがちです。そこで、日本酒を使ったシャーベットをご用意。広島県にある「華鳩」という蔵元が造っている珍しいお酒『貴醸酒』を使いました。

どこが珍しいかといいますと、普通日本酒を造る場合、水を使って仕込みますが、このお酒は水の代わりに「清酒」を使うのです。しかも8年という長期熟成させています。

出来上がりは、独得の琥珀色をしていて、トロリとした口当たりですが、後味はすっきりとしています。

この『貴醸酒』をシャーベットの中に混ぜ、そこにプラス・アルファ(見てからのお楽しみです)を加えた、一風変わったデザートです。ほのかに感じるお酒の香りと甘さが、飲後のお口の中をさっぱりとしてくれます。

なお、数に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。

Street Story~東京'80s (8)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 20:14:23

in my eyes... in my memories...

【個性に出合える】上野バイク街

あの頃バイクに乗っていたなら・・・

街は進化するにつれて、個性を持ちはじめる。たとえば、電器店街の秋葉原、古本屋街の神保町、ゴルフ用品店街の御徒町・・・。同じ業種の店が集まり、その街の個性をつくっている。

上野にも、そうした一角がある。通称「上野バイク街」と呼ばれている。50軒ぐらいのバイク専門店がたち並んでいる。小は、50㏄以下のソフトバイクから、大は、まさにマシンと言うべき最新型のバイクまで。店内にはおさまり切れず、路上にまであふれている。

あちこちの店から聞こえてくる排気音。ライダーでなくとも、その重量感あふれる音にワクワクしてしまう。しばらく聞いているうちに、一台一台の排気音が違っていることに気付いた。さしずめバイクの個性といったところなのだろう。そしてライダーたちは、自分と波調の合う友(=バイク)を探していく・・・。

30歳前後の男の人が言った。「最近、ブティックみたいな店が増えているけど、やっぱり僕は上野の方が好きだな。きどってないし、庶民的で・・・」

今でこそ、バイクはメジャーな存在だが、数年前まではやはりマイナーだった。どことなく不良っぽいイメージのあるバイクにあこがれたという彼。進化しすぎると個性が消えていくみたいだと言った言葉が、妙に心に残った。

(1984年8月28日)

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古い話なので正確なところは忘れてしまったが、このネタは職場の上司であり尊敬するアート・ディレクターのKさんから教えてもらったものだと思う。Kさんもバイク好きで、確か、あの伝説のライダー集団「ケンタウロス」にも一時的に加入していた。

僕はといえば、スピード恐怖症の方向音痴。オマケに動体視力ゼロじゃないかと思うほどの不器用者だった。クルマの免許も大学4年生の時に取得したが、ずっと乗らずのペーパー・ドライバー。実際に乗り出したのは熊本に帰って来てからだ。つまり1995年あたり。まだ10年ほどのキャリアしかない。この年齢なのに・・・

Street Story~東京'80s (7)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 19:51:40

in my eyes... in my memories...

【赤門づくし】本郷通り東大赤門前

コンプレックスから選んだのか?

霞ヶ関ビル、原宿マンション、六本木ハイツ・・・どうしてこうも建物の名前に地名をつけたがるのだろう?

ここ、東京大学がある文京区本郷も、そういう意味ではちょっと面白い。赤門前の本郷通り。一軒なんでもない店が並んでいるが、よく見ると“赤門”という文字がやけに目につく。まず最初に目にとび込んできたのは、赤門の前の信号機の「東大赤門前」という地名表示だった。ところがこのあたりの面白いのは、赤門という名前をちけた店の職種。ビル、マンションはもちろん、そば屋、喫茶店、古美術商、不動産、美容院そして極めつけは和菓子店の赤門もち・・・まさに“赤門づくし”だ。

こんなにも赤門ばかりあると、東大生は「それじゃ、先に赤門で待ってる」なんてうかつに言えないだろうと、こちらが心配したくなるほどだ。

「マンションの名前をつける場合、少し離れていても有名な地名をつけた方がよく売れる」という話を聞いたことがある。そういえば、実際の地名とは違う場所に建つマンションもある。近ごろは地名にも、ブランドがあるらしい。

(1984年6月19日)

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通った大学の場所の関係で、文京区あたりはまったくと言っていいほど知らない。ましてや赤門あたりなんて・・・。それなのに何故ここを選んだのか?ある種のコンプレックスみたいなものが働いたのだろうか?

あの頃、にわかに地価が高騰しだしてきた。そして物件はアドレスで売れていた。僕は「アドレス・ブランド」という言葉をしきりに使っていた。バブル景気直前の東京は凄まじかった。

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 18:32:44

●昨年好評をいただきました「風鈴」。今年も飾りました。エアコンに揺れる風鈴とは何とも風情がないかも知れませんが、そこはひとつ、よろしくご理解を。

風鈴の音を聞きながら、窓からの景色を眺めつつ和酒をちびりちびり・・・日本の夏in BARです。

●今日、パチンコをした。僕にしては超珍しいことである。百円でやめるつもりだったのだが、ついつい三百円も・・・

ところがである。かかったのだ!慌ててもう百円をとポケットをまさぐったが、あいにく五百円玉一個しかなく仕方なくつぎ込んだ。

「大当たり!FEVER!」と画面にデカデカの文字が現れ、下の口がパカッと開いた。僕は慌ててハンドルを調節して踏ん張った。

結果、大当たり6回。生まれて初めての“大勝ち”であった。両替したら、なんと二万九千四百円。ス、スゲェ~!

でも、これに味をしめてハマらないようにしよう。ビギナーズ・ラックみたいなものだから。ギャンブルにはことのほか弱い僕。「ギャンブルは人生だけでいい」なんてほざいている僕。今日勝ったことでツキを使い果たしてしまった。イヤイヤ、運のつき始めだと考えようということで。

●今日、鉢植えにしたツユクサが花を咲かせた。やっぱりこの青色は好きだ。清楚な感じで。

夜想あるいは愚痴

Category: こんなんもあります♪ — itochan @ 18:03:17

夏本番。こんな暑い日には・・・と一枚のCDを購入した。4年ほど前になる、「ブエナ・ヴィスタの夜みたいでいいですよ」と音楽通の知人に紹介されたジャズものだ。聴かせてもらって一発で気に入った。だが、ついつい買いそびれていた一枚だった。

bar伊藤 7月のヘビー・ローテーション音盤

君に聴かせたい

■チャーリー・ヘイデン/ノクターン (2001年/CD)

異端あるいは天才ベース奏者チャーリー・ヘイデンの『ノクターン』。キューバ出身のジャズ・ピアニスト、ゴンザロ・ルバルカバを参謀役に迎えて造ったキューバン・バラード(ボレロ)集。ちなみに『ノクターン』とは夜想曲のことである。言うまでもないが。

そのタイトルから想像するロマンティックなものを想像するのは至極当然のことだろう。だが、夜とはロマンティックな一方で、“魔”がひたひたと忍び寄ってくる刻でもある。美しさと表裏一体の何か・・・それは“魔”あるいは“毒”。原曲の美しさを磨き上げることで、その裏側に潜む“妖しさ=魔あるいは毒”を表現している。

現代における音楽の聴かれ方。それは音楽家にとってそのクリエイティビティを失わさせているという話をよく聞く。表面的に聴く。あるいは口当たりのいいものしか受け入れない。昨今のジャズなど特にその傾向が顕著で、「オシャレ」とか「邪魔にならない」とか・・・ファッションやBGM的に聴かれているようにしか思えない。

しかし、それが悪いと言っているのではない。たとえば、それがこのアルバムなのである。表面的にはとても“美しい”。しかし、チャーリー・ヘイデンは、果たしてそんな甘口なアルバムを作りたかったのか?独断と偏見で言わせてもらうなら、それに対して「ノー」と考える。彼のこれまでの遍歴を見れば、そうとしか思えない。

『ノクターン』の魅力。それは、ただ「美しい」とか「わかりやすい」といったライト感覚で聴くと、きっとその奥深さを聴き逃してしまうに違いない。ぜひとも、スピーカーの前にドンと腰を据えて聴き入ってもらいたい。最後に、CD解説の冒頭で引用されている評論家・小林秀雄のエッセイの一節を紹介しよう。

《見るとか聴くということを、簡単に考えてはいけない。(中略)見ることも聴くことも、考えることと同じように、難しい、努力を要する仕事なのです。》『美を求める心』より

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ついでに、もう一枚。通うように毎日行っているカフェ・タイムレスのサト君から「チャーリー・ヘイデンといえばECM。と言えばヤン・ガルバレクでしょ!」と紹介された。夕暮れに聴くといいですよとアドバイス付きで。

このアルバムにもチャーリー・ヘイデンは参加している。もう一人、エグベルト・ギスモンティ(g)によるトリオだった。メンバーから見て非常に厳しいというか観念的というか抽象的な内容だろうと想像した。

確かに、そんな雰囲気はECMレーベルだけにある。が、それほど難しいものではなかった。ひと言でいえば“静謐な音楽”とでも呼べそうなものだった。彼の勧める通りに夕暮れの西日射すお店で聴いてみた。

確かに中々いい。刻一刻と太陽の位置が変わり、陽射しも長く店内に伸びてくるのと呼応するように、透明感に満ちた音の粒がキラキラと輝き出す。イマジネイティヴな音空間が現れてくる。

通勤途中で気まぐれに買ったカップのかき氷を食べた。そしたらどうだろう。なんだか妙に合うじゃないか!かき氷でキーンと痛くなったアタマをさすりながら聴くと、なんとも不思議な感じ。気持ちいいんだが、辛いんだか・・・で。発見!ECMの観念的になJAZZには、かき氷が似合う!まさに、ニッポンの夏だ!

黄昏時にかき氷と一緒に・・・

■チャーリー・ヘイデン、ヤン・ガルバレク、エグベルト・ギスモンティ/MAGICO (1979年/CD)

2005/07/20

伊藤家の食卓・・・だって?!

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 02:06:24

あの、自称キムタクさんがご来店。いつものようにお土産(実は僕のための夜食)と、さきイカとバタピーとチーカマといった渇きもののツマミ持参で。

狙っておられるのだろう、決まってお店がゆっくりしている曜日にいらっしゃる。ありがたいことだ。

今回のお土産は、ここのところお決まりの“おても寿し”の折詰め。うれしい。が、必ず「はよ、食えよ!」と。営業中にもかかわらずおっしゃる。出来るわけがない。でも、「隠れて食べるなら大丈夫」とニコニコ笑いながらおっしゃる。本当、困った話だ。でも、内心はうれしい。ここのお寿司はシャリが旨い!

で。僕からのお返しは音楽。前回来られた時に、オールナイト・ニッポンのテーマミュージックはないか?と尋ねられた。持っていなかった僕はそのCDを探して買っておいた。それにしても深夜のバーに、あの脳天気なメロディが流れると、ちょっと不思議。でも、それ以上に懐かしさがこみ上げて来て、以外に回りのお客様からの評判もいい。

この前はレイ・チャールズの『ジョージア・オン・マイ・マインド』のリクエストだった。やはり持っていなくて、偶然見つけたCDに『エリー・マイ・ラブ』が入っていたので、それで我慢してもらった。

口は悪いが、とにかくいい人である。誠実で優しい人だ。僕の質問に対してもちゃんと答えてくれるし、月に1回程度はこのホームページも見ておられるようだ。お連れの方も「伊藤さんの誠実さが伝わるようなHPですね」と言ってくださる。ありがたい。頑張って書こう。

そのキムタクさんから、よくオフクロさんの話題が出てくるから、いっそ「伊藤家の食卓」というカテゴリを作って両親のことを書き綴ったらどうだという提案をいただいた。確かに、僕のブログにオフクロやオヤジの話はちょくちょく登場する。検討しますと答えたが、ここはひとつ考えてもいいなと思う。このHPをご覧の常連さん方は如何思われますか?ただ、カテゴリを最近増やし過ぎて、正直アップアップしているのも事実であるが・・・

2005/07/19

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 13:10:01

こんにちは。梅雨明けの夏空の熊本から[伊藤通信]をお届けします。

暑い!朝から蝉時雨で叩き起こされ、ボォ~としているところへ今度は鈴虫がチリチリリ~ンと。なんで朝から鳴くんや!昨日オフクロが貰って来た鈴虫が元気よくキュウリを食みながら鳴いていた。「まだ、一人前に鳴ききらんねえ」と鉢植えに水をやりながらぼやくオフクロ。僕はお茶をすすりながら新聞を読んでいる。なんとも平和な伊藤家の夏です。

さて、今週からbar伊藤ではデザートをご用意いたします。内容は・・・来てのお楽しみ!

http://itochan.com/blogs/index.php?m=20050718

2005/07/18

梅雨明け十日

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 20:47:16

梅雨明けの直前は豪雨になることが多い。しかし逆に梅雨が明けた後8月上旬くらいまでは天候が安定することが多い。これを「梅雨明け十日」と言うらしい。熊本では7月17日に梅雨が明けた。

今日は「海の日」。まさにその梅雨明け十日らしい好天気に恵まれ、祝日とあって山や海へとたくさんの人が向かった。そしてUターン・ラッシュ。天草では大矢野から松島まで8キロの渋滞だったそうだ。阿蘇では3キロ。

僕はといえば、どこにも行かず。あまりの暑さに水風呂に入り、蝉時雨の中、昼寝をしていた。ぐうたらなんだか、風流なんだか・・・どうせなら行水といきたかった。

2005/07/17

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 18:54:58

●今年もまた、この季節がやって来た。

ワシャワシャワシャ~!今朝、蝉時雨で叩き起こされた。御前9時30分。たまらん。窓を閉めれば暑いし、開ければ夏の騒声。風情があっていいなあと思うのは想像だけ。現実的に寝ていられない。

オフクロは「急に鳴き出したもんね」と何食わぬ顔で家事をやっている。ちゃぶ台に着き、僕はボヤ~ッとお茶をすすっていた。

思うのだが。どうして蝉は、ある時刻が来るとピタリと鳴き止むのだろう。皆言い合わせたかのように鳴き止む。

昔から不思議に思っていた。そしてある時刻になると、またワシャワシャワシャ~!と鳴きだす。これまた皆一斉に。

我が家の裏庭のサクラの木においては大体お昼近くになるとパタリと止んで、午後2時過ぎあたりからまた合唱が始まる。その話をカフェ・タイムレスのサト君にしたら「陽の角度じゃないですかねえ」と。雑学物知りの彼の言うことだからと一瞬納得しそうになったが、やはりそれだけでは足りない。

オフクロは「ひと休みしよっとだろタイ。あがしこ腹一杯鳴くとだけん、ちっとは休まんと。ひと休みたい」と。相変わらずの独断的風流見解。いつもながらア然とする。

で。誰か蝉の習性に詳しい人がいたら教えてください。

そうそう。ついでに。
なぜ鳥は夕暮れになるとやはり一斉に鳴き出すのだろう? 早朝、ツバメがこぞって鳴いているのは、きっと「腹が減ったぞ~!」と子ツバメが親ツバメに催促しているからだとオフクロは言っていたが・・・いずれにせよ正しい答えを待っています。

●午後7時ちょい前。雲行きが怪しくなって来た。どうやら夕立か?遠雷の音が聞こえる気がするが、階下の「ソムリエ・タナカ」さんところの椅子を動かしている音だろうか?どれ、窓から確認してみよう。

・・・ホラ!やっぱり降って来た。雷もゴロゴロ。あ~あ、連休中日。今宵はゆっくりしているだろうか?音楽でも聴いて過ごそう。

2005/07/16

NOW PLAYING!

Category: こんなんもあります♪ — itochan @ 20:01:53

bar伊藤7月のヘビー・ローテーション音盤



■GORDON HASKELL/THE LADY WANTS TO KNOW (2004年/CD)

梅雨も終わり・・・きっと、イヤ、たぶん。
で、気分は夏ということで。
Cool Music特集!

“Cool”と言っても、「涼しい」という意味の他に「カッコイイ」という意味もあります。そこで新旧とりまぜて【bar伊藤7月のヘビー・ローテーション】と題して、7月のbar伊藤で頻繁に流れているグッド・ミュージックをご紹介。

Gordon Haskellはイギリスのシンガー・ソングライター。わが国では音楽通ぐらいしか知られていない人物ですが、キャリアは結構長く、70年代から頑張っている。しかし、ヒットらしいヒットもなく、知る人ぞ知るといったミュージシャンだ。

しかし、そんな彼に突然のチャンス。2001年にリリースしたシングル『HOW WONDERFUL YOU ARE』がイギリスで大ヒット。一躍有名人になった。しかし、慌てることなく相変わらずのマイペースぶりでアルバムを制作し発表した。『HARRY'S BAR』(2002年)がそれだ。もちろん、ヒットした。日本でも一部のファンの間で話題となった。それでも大ヒットなどどこ吹く風といった感じで同年に『SHADOWS ON THE WALL』を発表。

それから2年。その間、彼の過去の作品などが見直されベスト盤などもリリースされた。そして、本作『THE LADY WANTS TO KNOW 』。僕にとって待望のアルバムだった。ところが意表をつかれたのがその中身だった。なんと、あのソフト&メロウ/AOR界の代表選手マイケル・フランクスのカバー集だった。

彼の魅力は、ひとことで言ってその渋いヴォーカルだ。ちょっぴりしゃがれた・・・そうジャケットに写っている顔を見てもらえば想像できるかな? わかりやすい例を挙げるなら、タイプとしてはクリス・レアに近い。あそこまでダミ声ではなくソフトなテナー・ヴォイスだけれど、いかにも英国らしい雰囲気を持った奥ゆかしいシンガー・ソングライターである点は共通している。

しかし、その彼が、マイケル・フランクスのカヴァー集を作るとは。ゴードンとマイケルの取り合わせが意外というのに加え、マイケルがそうしたリスペクトの対象になっていることに驚かされた。

選曲もいい。アレンジはマイケル・ヴァージョンに近い。だが、出来上がってみると、やはりゴードン色に仕上がっている。

そうだな。“スルメみたいな魅力”と言えばいいかな。パッと一回聴いただけでは中々その味わい深い世界は感じ取りにくいかも知れない。でも、ある時「あっ、コレいい!」と言ってしまうようなそんな噛めば噛むほど味が出るアルバムだ。夜、独りで聴くにはいい。出来れば女性に聴いてもらいたい。そして、男のロマンチシズムを感じて欲しい。

※この他にも色々ご紹介しています。ジャケット写真をクリックしてください。

海からの贈りもの[2004]原酒

Category: 新入荷美禄案内 — itochan @ 18:54:33

オン・ザ・ロックでキリリと冷やして

名実共に旨い焼酎を造りづける大海酒造の杜氏大牟礼良行さん。彼が毎年タンク一本だけ精魂込めて造る特別な芋焼酎が『海からの贈りもの・原酒』です。

これは2004年に収穫された良質の芋だけを使って醸した少量生産の原酒をゆっくりと寝かせて、あえて無濾過のままビン詰めした2005年度版。

日本酒の大吟醸にも共通する華やかで力強い濃縮された甘みをもつフルーツ香。爽やかでありながらしっかりとセミ・スイートな旨みが残る、存在感のある味わいです。

限定品のため、一本きりの入荷です。お早めにどうぞ!

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 18:34:52

●肩のチカラを抜いて、夏。

●やっと昨日、夏のDMの原稿を入稿。果たして皆さんは喜んでくれるだろうか?期待してくださいね。

●こんな北海道土産をいただいた。

焼酎最中なんてのもあるから、これもアリか?!
■北海道限定『北の誉キャラメル』

ひと粒取り出して食べてみた。ほのかに酒粕の風味。思ったほどベタ甘ではなかった。原材料を見てみると、水あめを筆頭に日本酒、酒粕なども入っている。加えて「製造工程中にアルコール分は蒸発しますので、お子様でも安心してお召し上がり頂けます」と。いやはや。

それにしても、よく考えるものだ。

2005/07/15

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 19:58:52

●“強引にマイ・ウェイ”なミユキちゃんからiモーションなるメールが携帯電話に届いた。

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「夏!」といえば、そよ風・風鈴~ですよね。でも、現実は・・・

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という文章と、風にゆらゆらと揺れ、カラカラカラ~ンと申し訳ない程度に鳴るガラス製の風鈴のアップ映像。そして、カメラが引くとそこは・・・たぶん職場内なのだろう。なんともうすら寂しい画面。

でも、気は心! それが室内であろうとなかろうと、風鈴の音は涼やかに鳴り響くのです。十分、夏の風物を楽しませてもらいました。ありがとう。

●知人のイタリアン・レストランのマスターMさんが心機一転。新しいお店に移ることになった。通常営業は今日までということで、慌てて夕食を兼ねてご挨拶にうかがった。

「エライまた急ですね。全然知らなかったですよ」
「地味に動いてます(笑)」

以前働いていたお店からはすぐ目と鼻の先にあったので、ちょくちょくうかがっていたのだが、今は気持ち遠くなった上に、一人でやっているもんだから仕込みに時間をとられて・・・早めに仕込みを終え走って行った。なにせ金曜日だし。

ビールを注文し、マスターMさんにも「どうぞ」と一杯勧めた。喜んで飲んでくれた。以前は色々お世話になった。失恋の愚痴を聞いてくれたり、バカ話に付き合ってくれたりと。でも、今まさにあらたなステージ・アップ。祝ってあげたい。お疲れ様。そして、新しいお店で頑張ってください。

場所は、上乃裏通りの元「高松食堂」があった場所。店名は「COCO」。8月4日(木)大安OPENだそうだ。ぜひ、みなさん行ってみてください。お休みは火曜日だそうです。

彼の作るペペロンチーノを久しぶりにいただいた。素晴らしい!これほどキレのいいパスタは今の熊本では食べさせてくれないと断言できます。マジに旨いっす。

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 16:10:01

コンチワ~!熊本上通並木坂からbar伊藤[伊藤通信]です。

えっ、梅雨は明けたの? 陽射しが急に夏本番になったみたい。熊本の夏はご承知のとおり酷暑。あの亜熱帯みたいなジト~ッとした空気は嫌だけど・・やっぱ夏、好きです。

さて、夏向けの爽やかなお酒入荷しました。その名も「清香」。清楚な香りとスルリとした喉越しの清涼感あふれる四国の美酒です。もうひとつは発泡にごり酒「夏祭り・とび六」。まるでシャンパンのような目にも涼しい山形の吟醸美酒です。お待ちしてます。http://itochan.com

2005/07/14

文士たちが愛した酒②

Category: 旨いお酒が飲みたい — itochan @ 19:27:01

【御前酒 GOZENSHU】(岡山県)

・与謝野鉄幹、晶子、谷崎潤一郎

文化元年(1804年)創業。三浦藩主に愛され、御前酒として供されたことからその名が付いた。一般には『萬悦』の銘柄で親しまれた。甘口の多い瀬戸内の中にあって、酒質はすっきりとした辛口。蔵元の辻家には明治から昭和にかけて文人墨客の訪れることが多く、与謝野鉄幹、晶子夫妻の逗留をはじめ、尾上紫舟や碧梧桐等が画帳、色紙に筆跡を残している。また、酒をこよなく愛した明治の文豪、谷崎潤一郎が当地で「細雪」を執筆していたことは意外に知られていない。その他、歴史学者の奈良本辰也をはじめ、池田弥三郎、渥美清、永六輔など多くの客人が訪れている。

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【白鷹 HAKUTAKA】(兵庫県)

・富岡鉄斎、芥川龍之介

文久2年(1862年)創業。千年に一度現れる霊鳥・白い鷹。風格と気品を備えたその鷹に、清酒の清らかさを表す白を合わせて生まれた酒名。自家所有の宮水だけで仕込む、100%手造りの酒造り技法を守り続け、全国の中で唯一伊勢神宮の「神宮御料酒」に選ばれ今日に至っている。初代との親交のあった富岡鉄斎をはじめとする文人墨客に愛され、その書簡や作品にもしばしばその名が登場する。また、若槻礼次郎、吉田茂も愛飲していた灘の銘酒。

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 19:19:25

●「僕らしさ」について。
bar伊藤のDMを作ろうと考えると、毎回悩まされてしまう。

果たして「伊藤らしさ」とは? ヒョーキンな僕もいれば、センチな僕もいる。真面目な僕もいれば、オヤジな僕もいる。

果たして「伊藤らしい」DMとはいかなるものなのか?自問自答する。

一昨年のオープン時(年賀状兼用)のDMはロマンチックにいった。昨年の夏のDMはセンチメンタルにいった。今年の年賀状はホームページ開設のお知らせをメインにインパクトでいった。で、今年の夏は・・・?

いろんな案が出た。しかし、どれも今ひとつ決めきれないでいた。どれもイメージが湧かない。「僕らしさ」を考えれば考えるほど、決められなくなってしまう。お客様から、僕という人間はどう見られているのだろう。ホームページでの伊藤と営業中の生身の伊藤では違うという意見も耳にするし、また逆にマンマという人も少なからずある。

もっと肩のチカラを抜いて考えようとしても、やはり意識してしまう。カッコつけようとする自分がいる。でも、やはりバーテンダーは“夢を売る商売”。素の自分ではあまりにも魅力が足りない。やはり営業用のポーズした伊藤でなければならないとも思う。そうこうしているうちに七月も半ば。まだ、決めきれていない。

●半年ぶりくらいだろうか。苓北町の海産物会社の社長さんがいらっしゃった。すごく気のいい方で、僕は大好きだ。

「芋焼酎もいいけれど、夏はどうもね。米焼酎にしようかな?いや、今日は日本酒で! 伊藤さん、幸漫々ちょうだい」

飲み方のきれいな人に悪い人はいない。この社長もそうだ。それに正直なところも好きだ。

初めてお会いした時だった。酒肴のメニュー「蛸の塩辛」を見て、「蛸の塩辛だったらウチのやつの方が絶対ウマイよ」と。「でしたら食べ比べしてください。僕も自分ところのには自信があります」内心、僕は心配だった。なにせ社長のところの商品は食べたことが無い。で、結果は・・・

「こりゃウマい! ウチのやつよりこっちがウマい」

勝ったことが嬉しいのではない。こうして素直に感じたことを言ってくださることがだ。懐の深い人だと思う。

今日はいろいろな話をさせていただいた。人生について。お酒の飲み方について。大阪での珍談・奇談・・・馬鹿話から真面目な話まで、心底楽しませていただいた。ありがとうございます。

「また、来るね」と社長。「今度は年末ですかね!?」と僕。「そうかも知れないなあ」と洒落で返してくださる。「そうだ、九月に出てくるからその時にまた来るよ」

また、楽しみが一つ増えた。

●梅雨も終わりか? 今日みたいな夜には、こんな洒落た音楽がお似合い。

ザット・サマー
■ティル・ブレナー/ザット・サマー (2004年/CD)

「あの夏」とでも訳するのだろうか。ソフトなヴォーカルとリリカルなトランペットが心地好い。超オススメの1枚。

2005/07/13

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 21:24:37

●お詫びと訂正
昨日の「2005日和下駄日記」においてイワサキ氏のことを書いたが、そのなかで《汚名挽回》という言葉を使った。ところが、今日いつも行っているカフェ・タイムレスのサト君から言葉の使い方が間違っていますよと指摘をいただいた。

「汚名は返上で、挽回は名誉ですよ」と。

かつて売文業に就いていた者として恥ずかしいかぎりである。ここにお詫びと訂正をいたします。

言い訳じゃないけれど、僕は国語が大嫌いだった。なのになぜコピーライターをやっていたのか・・・・・・その辺の話はまた後日ブログにてとしよう。申し訳ありませんでした。

●雷神が落っこちて来るんじゃないかと思うような物凄い雷雨だった。ことのほか雷が嫌いなオフクロは、居間の蛍光灯を半分消し、テレビも消し、耳を両手で塞いでじっと座り込んでいた。「おそろしいかぁー!」半ベソ状態だった。いい年こいて可愛いんだか見っとも無いんだか・・・。

「まだ、雷は西におらすけん、まだ続くよ。だんだん真上に来るバイ」と脅かすとマジに怖がっていた。「大丈夫、大丈夫。ウチに落ちるくらいなら裏のお寺に落ちるよ。避雷針もあるけん」怖がらせ過ぎたと思い安心させるつもりで言った。すると「音の怖かつたい」とオフクロが言うや突然ガガガガーッ、ドーンと一発。完全に泣っかぶっていた。

父の耳たぶ

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 21:06:47

よく人から「伊藤さんは福耳だねえ」と言われる。言われて嫌なことではないので「ありがとうございます」と答える。しかし今日、ふと思った。この福耳は誰似なのだろうかと。

今まで意識して見ていなかった。今日は週に一回の父の外泊日。我が家に連れて帰って一泊する日。正確には昨日帰宅して、今日病院へ戻るのだが。

送り迎えは僕の担当。もの凄い雷雨の合間を縫って父を病院へ向かっている時だった。信号で一旦停止。何気なく助手席の父を見た。まっすぐ交差点を行き交う車を見ている。いや見ていないのかも知れない。どちらかといえば遠い視線だ。ただ黙って前を、交差点の方を見ている。それは何とも寂しげな横顔だった。

その時、気づいたのだ。父の耳たぶが大きいことに。僕と同じ福耳である。そうか父譲りだったのか。

「とうちゃん、福耳やねえ」
「ああ」

父はぼんやりと答える。僕が言っている意味がわかったのかわからないのか、言葉ともつかない返事。

「俺もとうちゃんに似て福耳たい」
「そらそぎゃんタイ」

会話はそこまで。信号が青に変わりエンジンを噴かせて交差点を横切った。

父の耳たぶはシワガレてはいるものの立派な福耳だった。僕はうれしくなった。父譲りの福耳。

そんな父が今はこうして入院している。隣りに座ってハンドルを切っているのが息子だということを理解しているのかいないのか。ただ、無表情でじっと正面を見ている。鉛のような沈黙。おまけに窓の外は雨。頭の中で「無常。無情。無情。無常。・・・」繰り返し繰り返し響いていた。それはまるでフロントガラスにぶつかる降り止まぬ雨つぶのようだった。

父を送り届け、我が家へ。福耳のことをオフクロに言った。

「そぎゃんたい。とうちゃん似たい」
「今まで気付かんかったよ」

「アタシもよう言われるたい。“あーたん耳は長かねえ”って」

そう言いながらオフクロは自分の耳たぶを下に何度もゆっくり引っ張っていた。あらためて見直してみた。

「そら長かつじゃなくて、オヤジと同じ福耳たい。気付かんかったよ」

父譲りと思っていた福耳。実はオフクロも同じ福耳だった。しかし、我が家はビンボーだった。ちっとも余裕のある暮らしはなかったように思う。いやいや、息子二人を大学まで行かせてくれたのだからビンボーではなかったのか?

実際は我が家は火の車だったと後で兄貴から知らされた。今は兄弟ともに働いているのでビンボーではなくなったが。両親には感謝以外に何もない。これからはお金で苦労は絶対にさせたくない。兄弟ともにしっかりしていればなんて事はない。

そうだ!兄貴がいた!やはり意識して見ていなかったが、兄貴も福耳だろうか?父もオフクロも僕も福耳だから、きっと。よし、明日にでも確かめよう。

2005/07/12

ミユキちゃんねる⑤

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 20:01:49

昨日、あのミユキちゃんが久しぶりにお店に登場。だいたい二ヶ月に一、二度といったペースだろうか。やはり一人で。

席に着くやバッグをごそごそと。そしていきなり「ハイ。お土産!」。ミユキちゃんはいつもこうしてどこかに行って来るとお土産を持って来てくれる。前回までは平井堅のツアー・グッズだったが、今回は「いつもいつもじゃ嫌でしょ。だから今回は違うの」と。包みは三個。

早速包装紙を開いてみると・・・ひとつは鹿児島のお土産で『薩摩錫器』。手の込んだ緻密で精巧な細工が施されたいぶし銀のような光沢がなんとも素晴らしい盃だった。手に持つとずっしりとした重厚感があり、気に入った。

なんと桐箱入りで驚いた!

「高かったろうに。無理せんでいいよ」
「本当は薩摩切子を買いたかったんだけど、それこそびっくりするくらい高くて・・・こっちにしちゃった(笑)」

「ただ、私、こういうのにまったく知識がないから、誰の作だとかは全然わからないの。図柄が3種類あって。ホラ、お猪口の底の部分の・・・そこに松・竹・梅の図柄が入っていて、どれがいいかなって。梅は私の好みなんだけど・・・あれこれ悩んで竹にしたの。嫌い?」

僕は竹で良かった。別に他のものでも良かった。そうやって僕のために色々と考えてくれたことが嬉しかった。

竹の図柄はどうしても撮影できなかった

次の包装紙は小ぶりだった。しかし、見た目にそぐわぬ重さだった。

「これは?」
「夏らしいものよ」
「風鈴?」
「えへへ。文鎮」
「はあ?文鎮!」
「開けてみてよ」

ガラス製の可愛らしい箸置きだ。これもよく見ると真ん中に絵が描いてある。二つのうち一つは花火。もうひとつは金魚の絵だった。思わず可愛い!っと叫んでしまった。

ガラスの中の金魚と花火

ちょうど隣りに居合わせた常連さんKさんに早速お出しした。そしてミユキちゃんの一杯目のお酒も、花火のラベルがついた出羽桜の『夏祭り・とび六』を。シャンパングラスに注いだそれは微かな泡を立てて涼やかだった。

ちなみに三つ目のお土産は湯布院の手造り蜂蜜だった。何かの拍子に蓋が緩んでしまったのかこぼれていて、撮影は無理だった。

いつもいつもありがとうミユキチャン。

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 19:16:44

●ひさしぶりの夕陽。金峰山にとっぷんと沈んで行った。みかん色の雲がたなびいていた。あまり夏らしくない雲。ひとときのアンニュイな気分。さっき届いたばかりのCDジャック・ゼズーロのガット・ギターの響きがやけにクールで、いい。この季節にはぴったりだ。

Jazz Elegance
Jack Jezzro
B00005BJIH

●Poohイワサキあらため“みかさイワサキ”氏が新しく働き始めたお店に昨夜遅くうかがった。今度のお店は串焼き屋みたいだ。とはいえ、リニューアル・オープンに際してイワサキ氏がメインで働くことになったようである。

ベーコンとロースハムがおすすめと言われ食す。絶妙の塩加減でかなり美味。さすが料理人イワサキ氏。Poohの汚名挽回の旨さだ。

毎日午後6時から深夜4時までという超ロングな営業時間。大丈夫かいな?!お店自体の内装はともかく、味はいい。その他にもメニューは山ほどある。どれも旨そうだ。

もし、興味のある方は是非食べに行ってください。場所は銀座通りの松藤会館ビル(FESTAのあるビル)の入口左手。店名は「みかさ」です。

●いつも営業中は時計代わりにしていた携帯電話が見当たらない。気づいたのは午後11時頃。どうしたんだろう?どこかに落としたのか?それともお店のクローゼットの中か・・・お店の電話で呼び出してみた。

応答はある。しかし、店内に呼び出し音が響かない。設定通り4回鳴って留守番電話に切り換わった。マズイなあ~。やっぱりどこかに落としたのかなあ~。いろんな人のデータがいっぱい入っているし、迷惑かけるなあ。もしかしたら、駐車場の車の中か?!以前もそういうことがあった。しかし、持って来たような気もする。営業を早く終えて探しに行きたい。

しかし、そんな時に限ってお客様はひかない。ありがたことだが、お替りまでいただいた。でも・・・Mmmm。お客様にそのことを伝えると、それじゃあとお帰りになられた。申し訳ない。情けない。

片付けもせず駐車場へ。車のドアを開け車内を見渡す。やっぱり無い!イヤ、隅々まで探そう。探すこと3分。あった!!!ブルーの携帯電話は助手席のシートの下に無造作に転がっていた。

良かった!これでみんなのデータは無事だということが判明した。

みなさん。くれぐれもこんなブザマなことにならないよう、お気をつけください。ふう。良かった。良かった。

2005/07/11

未読書紹介

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 18:46:33

糸井重里氏のメルマガ『ほぼ日刊イトイ新聞デリバリー版』を購読しているのだけれど。今日、こんな本の紹介があった。

中沢新一の新刊『アースダイバー』。中沢新一の著作はあまり読んだことがない。20年ほど前に起きた“ニュー・アカデミズム”ブームの時に取り沙汰されたが、ついつい手に取ることはなかった。

ところが、『ほぼ日』の紹介文がウマイこともあって、読んでみたいなと思った。以下は、『ほぼ日デリバリー版』(2005年7月11日(月)第962号)からの抜粋である。

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中沢新一さんの『アースダイバー』は、歩きながら考え、
考えながら歩くという中で生まれた、体と頭がつながる本なんです。

●「人間の心のおおもとは、
  泥みたいなものでできているにちがいない。
  ぐにゅぐにゅと不定形で、スマートな思考をする部分と
  ぼんやりとした夢を見続けている部分とが、
  ひとつに混ざり合って、人間の心をつくっている。
  そういう心が集まって社会をつくっているわけだから、
  それをあんまりハードな計画や単一な原理にしたがわせると、
  どうしてもそこには歪みが生まれてくる。
  泥みたいな材料でできた心を『無意識』と呼ぶことにすると、
  この『無意識』を歪めたり、抑圧したりするのではないやり方で、
  人の生きる社会もつくられていたほうがいいのではないか」

冒頭は、こんなように書かれているのですが、
歩いて体を動かしながら「無意識」を解放するかのような単行本で
とてもおもしろかった・・・

中沢さんの『アースダイバー』の視点でものを見ようとすると、
町を歩いてもいろいろなものが目に飛びこんでくるのかも……?

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少々長い引用でしたが、いかがですか?読みたくなりませんか?僕も買って読もうかと思っている。

アースダイバー

■本の帯から・・・

「縄文地図を持って東京を散策すると、見慣れたはずのこの都市の相貌が一変していくように感じられるから不思議だった。どうして渋谷や秋葉原はこんなにラジカルな人間性の変容を許容するような街に成長してしまったのか、猥雑な部分を抱えながら・・・」

「縄文地図を片手に、東京の風景が一変する散歩の革命へ!見たこともない、野生の東京が立ち上がる。だれも書かなかった東京創世記!」

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 18:10:01

こんにちは。梅雨真っ盛りの熊本上通並木坂bar伊藤から季節の便りです。

昨夜からの豪雨で山鹿や阿蘇・小国では大変な被害となっているみたいですが、皆様のお宅はいかがですか?ご無事でしたらなによりですが。

小国でお店をやっている知人に連絡をとったら地下室が水浸し担ってしまったとか・・・一度怒り出すと自然はこわいものです。被害に見舞われた方々にはお見舞い申します。何もお手伝いできなくてすみません。

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 18:01:58

●六月の空梅雨が一転。昨夜からの豪雨が山鹿や阿蘇・小国に大変な被害をもたらしていると今朝の新聞で知り、心配になった僕は、小国で美味しいごはん屋さんをやっておられるYさんにメールを送った。

2時間ほど経って返事のメールが送られてきた。

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ありがとう!
ただ今地下室の水汲み出し中です。1m位浸かってテーブルもプカプカ浮いてました… お見舞いの酒は今月いっぱい受け付けます。冗談はさておき心配して下さってありがとうございます。持つべきものは 同級生ですね。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

本当は泣きたいくらいなのだろう。でも、Yさん持ち前の明るさとド根性で頑張っておられるようだ。少しbかり、ホッとした。来週にでもお見舞いに行こうと思う。一升瓶抱えて。

 

2005/07/10

文士が愛した酒①

Category: 旨いお酒が飲みたい — itochan @ 20:48:57

ToiToi Stock TravelのTさんのお見舞いに行った時だった。Tさんから「文士たちのお気に入りの酒っていうのを調べてみたら面白いんじゃないかな」と聞き、早速調べてみた。しかし、中々どうして。日本酒好きの文士は山のようにいるのだが、銘柄までを記述した資料もあまりなくて・・・そこで多少範囲を広げて“ゆかりのある著名人”ということで調べてみた。

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【月の桂 TSUKINOKATSURA】(京都府)

・水上勉、開高健、中村真一郎、武田泰淳

「にごり酒」で有名な蔵元。延宝3年(1675)創業。石清水八幡宮の御神酒を造り、中宿も営んでいた同家で、正二位・姉小路有長が“かげ清き月の桂の川水を夜々汲みて世々に栄えむ”と詠んだことにちなんで命名された。
注連縄を張った蔵で日本酒本来の伝統、季節性、個性を守り但馬杜氏によって仕込まれる。

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【呉春 GOSHUN】(大阪府)

・谷崎潤一郎

江戸時代中期の創業。蔵のある池田は、かつて伊丹と並び天下の銘醸地として知られていた。“呉”は池田の古い雅称「呉服の里」に由来、“春”は中国唐代の通語で「酒」を意味し、酒名は『池田の酒』の意味。南部杜氏による「甘からず辛からず五味の調和した酒造り」を行っている。

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【天野酒 AMANOSAKE】(大阪府)

・豊臣秀吉、織田信長、徳川家康(以上、言い伝えによる)

享保3年創業。『天野酒』とは、室町時代末期に南河内の天野山金剛寺で造られた「僧房酒」。名だたる武将がこぞって愛飲し、第一等酒として讃えられていた。それを昭和47年に、当時の文献を元に精米歩合も二段掛の手法も全て古式にのっとって復刻したもの。南部杜氏が仕込む。

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【春鹿 HARUSHIKA】(奈良県)

・武者小路実篤、梅原龍三郎、志賀直哉

明治17年創業。春日大社にある日本最古の酒蔵の流れを汲む歴史ある日本酒。代々、春日大社の神職として仕え、御神酒の醸造に携わってきたが、明治政府発令の神佛分離令により、創業者が神職を辞して日本酒発祥の地で酒造りをはじめた。『春鹿』の特長はコクとキレの辛口。

2005/07/09

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 23:11:58

●息つく暇もなく一日が終わったという感じだ。心地好い疲労感と高校時代の同級生からいただいたビールによるホロ酔いが、まだ残っている。午前4時。

あれだけ雨が降ったというのにたくさんのお客様が、それも常連さんたちが来てくださった。ありがたいことだ。

●東京のお酒屋さんに発注の電話をいれた。ご主人が出て、相変わらずの威勢のいい声で応対してくれた。少しばかり世間話をしたら、東京でも焼酎ブームに翳りの兆しが見えてきたと。熊本も同じだ。最近は再び「日本酒を」とおっしゃる方がもどりつつある。

2005/07/08

Street Story~東京'80s (6)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 21:17:46

in my eyes... in my memories...

【風景としての通り】大井三ツ又あたり

時として、通りは風景となる。ここ品川区大井にある多い三ツ又あたりもそんなところだ。

ここには小説の舞台となった「時代屋」がある。独得のやさしく包み込むような視線で描写された時代屋にあこがれて訪れる人が多いという。そしてほとんどの人が「なんだ、これっぽっち」と、幻滅して帰るとも聞いた。

確かにアンチック・ショップのこの店以外に珍しいものは、あまりない。普通の商店街だ。小説の中の三ツ又の表情は作家自身の目や感受性によって書かれたもの。あこがれて訪れても、裏切られるのは当然かも知れない。

ときどき散歩している時にハッとするような風景に出合うことがある。きっと知らないうちに自分自身の感受性で見ていたからだろう。

時代屋の前には、三ツ又地蔵尊がある。地元の人に親しまれているらしく、子供づれの母親やおばあさんがしょっちゅう手をあわせに来る。

風向きが変わったらしく、線香の煙がたち込め、手をあわせていたおばあさんの姿が消えた。小説にはない風景がフワッと目の前に現れてきた。

(1984年6月12日)

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小説「時代屋の女房」の舞台となり、いろんな映画のロケ地にもなった大井三ツ又。大学時代の友人宅がこの近くだったせいもあって、ちょくちょく遊びに行っていた町。友人いわく「東京のスラム街」なんて言っていたが、確かにあの頃の大井の町はゴチャゴチャとしていて、今みたいにモダンな建物やお店は皆無に近かった。逆に、迷路のような狭い路地を中心とした生活臭さが蔓延していて、その匂い立つ空気が大井という町の個性を形作っていたと思う。

今は立派な街として賑わっている。あれだけ個性を持っていたのに、今はどこにでもあるデパートやお店が乱立し、同じようなどこにでもある街になってしまった。便利になって良かった気もするが、少し寂しい気も同時にする。三ツ又地蔵尊は、どうなっているのだろう。

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 17:09:26

●今朝、新聞を読んでいたら、ある本の広告に目がいった。

『日本滝名鑑4000』。日本全国4000の滝をオールカラーで一冊にまとめあげたもので、価格がなんと29,400円。撮影開始から十数年を要した空前絶後の労作で、厚さがなんと5センチ近くあるとか・・・イッパツで欲しくなった。が、3万円近いとなあ~。

近頃、何かに懲りたい症候群に悩まされている。何でもいいのだが、滝なんて最高かなと正直ここ数年思っていたのだ。そんなところへもって、この本。Mmmm...しかし、高い。。。。中を実際に見てみたいが、きっと熊本あたりの書店には置かないんだろうな・・・。

日本滝名鑑4000

●あ”ぁ~~っ、ヤバッ!今年の夏のDMを作らなくちゃいけないのに・・・まだアイデアも固まっていない。

マズイ、まずい、マズイィ~!!!

昨年のヤツみたいにエッセイ風もいいけれど。あんまりロマンティックな、センチメンタルなやつばかりでは・・・今回は根本的に何で行こうかさえ決めていない。

一発写真に一発コピー。これでいこうとは考えていたが、ネタが・・・あ”ぁ~、時間がない。

2005/07/07

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 19:10:00

こんにちは。熊本上通並木坂bar伊藤から季節のお便りです。今日は七夕。あいにくのお天気で天の川は残念だけれど。気分だけでもとバック棚に芋焼酎[七夕]の一升瓶を飾りました。何か変!でも、いいや。今日、酒屋回りの途中でハンバーガーショップに立ち寄って一服。午後2時過ぎ。店内には誰もいなくて。心地好い時間を過ごせました。驚いたのがBGM。80年代の渋めのAORが流れていました。イカしてんじゃん。センスいい!そんな訳でblogでご紹介。http://itochan.com/blogs/index.php?m=20050707

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 18:48:38

●今日、お酒屋さん回りの途中でハンバーガーショップに立ち寄った。それほどお腹が空いていたわけではないけれど、コーヒーでも一服と思い、2年ぶりに行くお店に行った。

午後2時20分という中途半端な時間のせいか、店内は誰もいない。僕は「すみません。コーヒーだけでもいいですか?」とウェイトレスに尋ねた。「ハイ。いいですよ」と。明るい返事が返って来て、僕は気持ちよく窓際の席に着いた。

ガランとしていてもスタッフたちはまめまめしく機敏に働いていた。陽気なスタッフの笑い声も、いつもなら「もう少しマジメに働いたらどうだい」と小言のひとつでも言いたくなるところだが、今日に限って何故か妙にそのおしゃべりも気にならなかった。

温かく柔らかい香りのコーヒーが届いた。カップを口元にこういうお店って、どんな音楽を流しているんだろうと耳を澄ましてみた。

なんとMOSバーガーの店内BGMで!
シガレット・アンド・スモーク (1981年)
ラリー・ジョン・マクナリー
B00004V6LA

驚いた!というよりも懐かしさが先に込み上げて来た。『ラリー・ジョン・マクナリー/シガレット・アンド・スモーク』に収められている屈指の名バラード『Real Good Thing』。

1970年代後半から1980年代前半にかけての洋楽に造詣が深い人ならきっと知っているはずだ。ヒットチャートには上がらなかったが、輸入盤店では非常に人気の高かった1枚。アメリカ東海岸の都会派シンガー・ソングライターで、メロウな良質のシティ・ソウルを聴かせてくれた。

続けて流れてくるBGMもほとんどが最近“AOR”というくくりでカテゴライズされる1980年前後のPOP/ROCKだった。いったい誰が選曲しているのだろう。確か5年ほど前に、違う町にある同じ系列のハンバーガー・ショップに行った時も同じような(僕にとっての)懐かしい音楽が流れていた。

その時はきっと有線だろうと思い、それほど深くは考えなかったが、今日あらためて聴いて、もしかしたらこれは本社制作の店内用BGM集みたいなものがあって、全国の系列店に配布されているのではないだろうか?スタッフに聞けば話は早いのだが、こうみえて小心者の僕は黙って疑問を頭の中に抱きながら、コーヒーをすすっていた。

20分ほど経っただろうか。そろそろお客さんが増え出してきたので店を出ることにした。なんとも心地好い時間。しばしのタイム・スリップ。

僕は車を駐車場から出して、交通量の多い幹線道路へと流れ込んで行った。頭のなかではラリーの「Real Good Thnig」が流れていた。

2005/07/06

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 23:51:37

●yumikoさんのご協力により「失われた風景の記憶」の新聞掲載日が判明いたしました。本当にありがたいことです。心から感謝いたします。

こうして、皆さんのお力添えがあってこその「伊藤ちゃんドットコム」なのだとあらためて感じました。ありがとうございます。

●梅雨の中休みといった感じなのか、今夜はえらく忙しかった。ありがたいことです。いつもいつもこうだといいなあ~なんて欲を言うとバチが当たりますね。

Street Story~東京'80s (5)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 02:39:29

in my eyes... in my memories

【変身する通り】ビストロ通り

「通り」と「横丁」どっちが好き?

南青山五丁目交差点近くにあるビストロ通り。車一台がやっと通れるほどの狭い道をはさんで、シャレたビストロやカフェ・レストランなどが数軒たち並んでいる。

しかしビストロ通りはもうひとつの名前を持っている。「豆腐屋横丁」。都内でも少なくなった横丁が青山にあるとは。名前の由来は通りの中ほどにある豆腐屋から来ているそうだ。なぜこうも対照的な名前が同居できるのか不思議に思った。

午後零時十五分。昼食時間のせいか、急に人通りが多くなってきた。ビストロ通りが活気づきだした。人は吸い込まれるように店へ入っていく。

ところが豆腐屋といえば、休憩中の看板を出しはじめた。もしかしたらと思い、次の日の朝早く来てみた。すると予想どおり起きているのは豆腐屋だけ。フト思った。この通りは朝、豆腐屋横丁として目を覚まし、午後つまり人通りが多くなってくるとビストロ通りに変身するのでは・・・。一つの通りに二つの名前があり、しかもそれがすり替わり、表情さえも一変してしまう。

電車のダイヤのような秒刻みの毎日。通勤や通学の時、電車を一本ずらしてみるだけで、違った表情に出合えたりする。

(1984年・6月5日)

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このネタはスポーツ新聞の記事がヒントだったと思う。

あの頃はファッショナブルなお店が次から次に出現していた。カタカナ商売だった僕ではあったが、なにせ田舎者、こうした流行のスポットにはほとんど行かなかった。気後れしてしまって。ましてや青山。似合わないのって何のって。やはり、僕には横丁の居酒屋あたりが似合っていた。「オヤジさん。ホッピーおかわり!」だな。

でも・・・仕事場は、それでも赤坂だったんだぜ!

2005/07/05

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 23:37:35

●もうすぐ七月七日。七夕だ。この日が誕生日という女性がいらっしゃる。もうずいぶんと長いお付き合いをさせてもらっている常連さんだ。

その方のためにという訳でもないのだが、今bar伊藤には「七夕」というイモ焼酎が並んでいる。僕も好きな一本である。それほどイモの香りは強くないが、柔らかくてスマートな焼酎。オン・ザ・ロックちょい水で飲めば、梅雨空に織姫と牽牛が見えるかも・・・な~んてロマンチックぶってみた。


●実はこの「七夕」は通常出回っている物とは違い、正式名称は「芋製 七夕 熟」といって限定品。通常のものより熟成期間が長いため、まろやかさが違う。このコダワリがbar伊藤。ヤバイ!屋根屋の手褒め、自画自賛。

Street Story~東京'80s (4)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 20:58:13

in my eyes... in my memories...

【築地塀のある風景】谷中・観音寺あたり

着物姿のおばあちゃんと築地塀・・・

国電日暮里の駅を出て、まっすぐまっすぐ御殿坂を上ると、急に視界が広がった。このあたりは坂が多く、高い建物が少ないため見晴らしが良い。はるか右前方にサンシャイン60が見えた。

ビルの谷間で生活することに慣れ過ぎているせいか、こういう何の変哲もない風景なのについ見とれてしまう。

谷中にはお寺が多い。道をはさんで真向かいにあったり、角を曲がればそこにあったり・・・。散歩しながらお寺めぐりができるほどだ。

ふと、狭い道へ折れてみた。そこにはよく京都や奈良のお寺などで見かける築地(ついじ)塀がつづいていた。

この塀は二百年ほど前に作られたそうだ。関東大震災で一部が崩れたりして現在では二十メートルぐらいしか残っていない。築地塀が姿を消したのは地震に弱いという理由からだそうで、都内ではここと芝の増上寺でしかみられないと聞く。

塀を眺めながら歩いていると、ほたる坂の方からおばあさんが歩いてきた。そして柔らかい笑みを浮かべながら、ゆっくりと通り過ぎていった。着物姿と築地塀。その光景はホンワリとしてやさしかった。

毎年、張るには桜が咲き乱れ、谷中の街はお花見の人たちで華やぐそうだ。今、新緑の季節を迎え、いきいきとした木々の葉が風に揺れていた。

(1984年・5月29日)

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谷中・根津・千駄木の三つの町を合わせて「谷根千(やねせん)」というタウン誌が昔あった。もしかしたら現在もあるのかも・・・。森みどりさんという方をはじめ数人で作っておられたと記憶する。

直接お会いしたことはないが、確か電話でお話した際に「どうして“谷根千”なのですか?」と質問すると、「私たちの生活圏は行政では区分できないでしょ。だから区を超えて三つの町をとらえたものにしたかったんです」と。

言われてみれば、そうである。行政区分で生活圏はくくれない。昨今の合併ラッシュについても、そういった生活者の観点というものが果たして反映されているのだろうか?

築地塀はまだあるのだろうか?今度見に行ってみたい。カメラ片手に。

-追記-
このブログを書き終えたあと、なにげなく「谷根千」を検索してみたら、なんと現在も刊行されていた。Web Siteでも平行してやっておられた。素晴らしいことだ。もし、興味がある方はぜひご覧ください。

地域雑誌「谷中根津千駄木」(通称:谷根千=やねせん)
http://www.yanesen.net/

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 19:23:56

●昨夜から断続的に降り続く雨の中をクルマを走らせた。正確には出勤であるが。午後4時30分すぎ。いつものようにカー・ラジオのスウィッチを入れる。FM-NHK。85.4MHz。

番組名は「ミュージック・プラザ第2部」。火曜日のパーソナリティはルーシー・ケント。昔から好きだった素敵な声の持ち主。

今日の特集が始まる。「ルーサー・ヴァンドロス特集」。

そうだった。7月1日。R&Bシンガーでありソングライターのルーサーが54年の生涯を閉じた。脳卒中だったそうだ。

あのシルキーでジェントリーなヴォーカル。僕らにたくさんの“愛”を歌ってくれた。不世出のシンガー。

雨に濡れるフロントガラス。間欠ワイパーが正確に視界を拭き去る。止む事を忘れたかのように降り続く雨。空はどんよりと低い。「こんな日にルーサーの特集か」僕はやるせない気分でアクセルを踏んでいた。ハンドルを握っていた。

人の心を優しく包み込むような声。愛がなくては生きられない。こんな世の中なんて・・・。

僕はルーサーのレコードを一枚も持っていない。当然、あまり数多く聴いたこともない。ラジオから流れてくる彼の歌。聴き覚えのある曲もあるし、初めて聴く曲もある。選曲のせいもあるだろうが、どの曲もメロウ&ジェントリー。彼があの若さで逝ってしまったことが悲しい。

「愛の力を信じているから、サヨナラは言わない」と歌った、遺作となったアルバム「Dance With My Father」の中の一節。

いつもルーサーは、僕らに歌を通じて“愛について”教えてくれた。

ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー
もう、あの歌声は聴けない・・・

2005/07/04

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 19:08:55

●渇水が心配だ。やっと梅雨らしく降りだしたかと思えば、東南アジアのスコールみたいにパッと止む。天草の方では深刻な問題となりつつある。一方で、四国などでは節水宣言が出た途端に大雨で、今度は洪水とか・・・これで昨年みたいに台風襲来だったら・・・地球全体で変調をきたしているみたいだ。

●いつものようにA酒店にお酒の仕入れに行った。担当のH氏が僕のブログの『失われた風景の記憶』を読みましたと。うれしいものだ。こうしてリアクションがあると。昔々のナツメロみたいな内容だけれど、もし同じ時代に東京に居た人だったら、懐かしがって読んでくれるかな。

●minekoさんから「失われた風景の記憶」に対してのコメントをいただいた。minekoさんご自身も素敵なHP【yoru-no-osannpo】を持っていらして、僕もちょくちょくお邪魔している。

「記憶」と書いて。僕自身は「ドラマ」というルビをふっている。今日現在3編を紹介したが、まだ74編ほど残っている。実は、できれば本当の季節に合わせて紹介していきたいと思うのだが・・・知らない街の20年前の同じ季節にタイムスリップ。面白いかも!

思い出の街の風景が消えていくのは寂しいかぎりだ。自分の思い出さえも消えていくみたいで。それでも「時は消え去りて・・・~TIME FADES AWAY」。ニール・ヤングでも聴いてしみじみしたくなってくる。

誰の胸の奥にも、風景とともに記憶=ドラマがあるはず。ほろ苦かったり、せつなかったりする思い出が。そんな束の間の思い出にひたる時空の旅のきっかけになればと。

●夜半を過ぎたあたりから急に雨が激しくなってきた。帰れるか心配になってきた。こうみえて僕は相当の臆病者でありコワガリ屋。これで雷でも鳴ったら・・・と思った途端、ピカーッと!ほら言わんこっちゃない。もー、勘弁してよぉ~。

2005/07/03

ミユキちゃんねる④

Category: 04.こんな僕でよかったら — itochan @ 20:44:04

【由布院だより】
今日は由布院で素敵な椅子を見つけました。
今回は食べものじゃないんだ?

【由布院らしい?風景も送っとこ!】
寛ぎに来たのに人の多さに疲れちゃいました。椅子の画像だけではいけないと、人気のない(“にんき”のないじゃないですよ)所を見つけてイメージ由布院っぽく撮ってみたつもり。どうかなぁ。
金鱗湖じゃないの?

【椅子に近づいて見てみると・・・】
こう書かれています。勿論、座りましたよ。
やっぱり引っかかったか!

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今回は由布院から。元気な人やなぁ~それにしても。

こんな疑問を抱くのは僕だけではないと思うのだが、昔は「由布院」と地名を表記していたように記憶するが、今は「湯布院」というようになっているみたいだ。これに関してお詳しい方がおられましたらぜひ教えてください。

というわけで「ミユキちゃんねる」では送られてきた原文のままで表記しました。

それにしても、一人旅(?)の女性が店頭の椅子に座っている姿を想像すると・・・唖然・・・イヤ、これ以上は言うまい。

2005/07/02

Street Story~東京'80s (3)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 20:41:16

in my eyes... in my memories...

【思いきりアメリカン】環八通り沿い用賀あたり

一軒は確かDenny'sだった

東名高速を東京へ向かって走っていた。すでに日は落ち、窓から飛び込む風に少しばかり肌寒さを感じる。温かいコーヒーが飲みたくなった。

ふと、東名高速の入り口ちかく、環八通り沿いにシャレた雰囲気の良い店があると聞いたのを思い出した。用賀インターチェンジを降り、環八通りを南へ約百メートルほど行くと、目の前に突然白亜の建物が三つ姿を見せた。まさに「突然」という感じに・・・。

アーリー・アメリカン調で統一されたカジュアル・レストランだった。この三軒がオープンしたのは昨年10月ごろだそうだ。環八通りをはさんで薄暗闇に浮かぶコロニアル調の店やアメリカのダラス郊外の町の名前をつけた民家風の店など・・・。まるでアメリカ映画のワンシーンに出てきそうな店々だ。若い人たちには、それが新鮮に感じるのだろう。ドライブ帰りなどの人たちでどの店もにぎわいを見せている。

その隣、朝日新聞のハウジングプラザ<瀬田>がある。さっきとは対照的にテーマは二十一世紀の家づくり。将来の参考に寄ってみるのも良いだろう。

(1984年・5月22日)

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もう20年も経つのかあ。懐かしく思い出される。クルマを持っていた若者には格好のプレイスポットだった。当時、僕らはクルマなし。まさか歩いて行くなんて恥ずかしくて出来なかった。たぶん今はもうないんだろうな・・・。

Street Story~東京'80s (2)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 20:23:37

in my eyes... in my memories

【暮らしのにおいを感じる】深川不動尊参道

イラストが途中で切れてゴメン

門前仲町には富岡八幡宮と深川不動尊がある。昔から縁日が盛んな街だ。なかでも深川不動尊の参道。お面、わたアメ、唐がらし・・・。縁日ならではの店がたち並んでいる。あてもなく歩いていると、店先から流れてくるにおいに、ふと子供のころの縁日を思い出した・・・。

はぐれぬようにしっかりと兄の手を握りしめ、夜店をのぞいて歩いた。裸電球の下、金魚がうまくすくえず泣いたりして、よく兄を困らせたものだった・・・。

ところが深川の場合、そんなノスタルジックな風景を思い起こさせる店ばかりではない。ところ天、メリヤスの下着や古着、サンダルなどを売っている店もある。縁日を見にきている人にまじって、ところ天の店先にエプロン姿の主婦が二人現れた。店の主人とは顔見知りらしく、笑いながら話をしている。きっとこのところ天は二人の食卓に並べられることだろう。

遠くから縁日を楽しみにくる人にも、そこに暮らす人にも親しまれている店々。そんな庶民的な光景に、忘れていた暮らしのにおいを思い出し、なんとなくうれしくなった。

●深川の縁日は毎月1日、15日、28日に行われている。

(1984年・5月15日)
 
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深川に大学時代からの友人が住んでいたこともあり、よく門前仲町には遊びに行っていた。オカマさんのやっているバーが集合場所だった。そこで知り合った居酒屋の呑んべいマスター、アナゴ料理専門店の看板娘さん、ブティックのオーナーなどなど。あの頃は地元の人たちと一緒に夜明かしでお酒を飲んでいたなあ。そういえば、このあたりの町名が素敵だった。牡丹、冬木・・・そうそう、冬木には「柊(ひいらぎ)」という洒落た名前のスナックがあった。

Street Story~東京'80s (1)

Category: 06.ストリート・ストーリー — itochan @ 20:04:26

***はじめに***

この【失われた風景の記憶】は、僕が東京でコピーライターをやっていた頃に朝日新聞首都圏版に連載していたコラムの再載です。初出時のタイトルは『ストリート・ストーリー』。1984年4月24日~1986年7月15日の間に掲載された全77編です。

思い返せば20年前。当時、まだ駆け出しコピーライターだった僕にとって最初の大きな仕事でした。のべ2年ほどの連載でしたが、いろいろ勉強させてもらいました。今あらためて読み返して、なんと拙い素人の文章だろう。やはり、ここで紹介するのは止めようかとも思いました。しかし、これが20代だった僕の書いた正真正銘の記録。あの日、あの時、あの場所に僕はいた、という確かな証。恥をかくのを覚悟で載せようと思いました。

ここに出てくる風景は、現在そのほとんどがなくなってしまったものになっていることでしょう。1980年代といえば、数年後にやってくるバブル景気を前に、東京が最も変貌していった時代でした。その頃に“東京”をテーマに、しかもストリート(通り)を切り口にして風景描写あるいは極私的東京論を書くことが出来たことは、僕自身にとって非常に意味のあったことでした。

細かくひとつひとつの掲載年月日もと探しましたが、残念ながらいくら調べても判明しませんでした。

僕が文章を担当し、挿絵(イラスト)は辻(旧姓:藤本)和子さんによるものです。当時彼女はまだ20代でしたが、その味わい深い挿絵は素敵な伴奏となって僕のつたない文章を盛り立ててくれました。

今僕たちが当たり前のように目にしている風景。ですが、明日には消えているかも知れません。僕のこのコラムをお読みになられて、ご自身でも記憶にとどめたい風景を前にペンやカメラを手に取ってもらえたら嬉しく思います。

また、このコラムに対する皆様のご感想をぜひお寄せください。[コメント]のバナーをクリックすると書き込めます。

では、しばしの間、1980年代の東京にタイムスリップを楽しんでください。

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in my eyes... in my memories...

【地図にない通り】東京自由が丘・栗の木通り

恋もした街オカジュー

「アレ? こんなところに“通り”があったかな」と、つぶやく人が多いと聞く、ここ自由が丘・栗の木通り。それもそのはず、この通りが生まれた(?)のは昨年11月3日(開通式)。以前は空き地と狭い路地がそこにあったという。それが、アッという間にレンガ敷きのシャレた通りに姿を変えたのだから、だれもが不思議がるのも無理もない話だ。

「たぶんこの通りを知って来る人は少ないと思うよ。だって、タウンガイドや、駅前にある案内板にも載ってないし・・・つまり地図にない通りだから・・・」。毎日のように来ているという大学生が自慢げに話してくれた。

軒を並べる店はどれもが個性的。外国映画で観るような、白いテーブルを路上に並べた店や、ミッキーマウス一色で飾られたかわいい店。そのほかブティック、宝石店、ベーカリーなどレンガ敷きの通りによく似合っている。

いろんな人が行き交う栗の木通り。たった今、ベーカリーから出てきた女性に、「この通りの名前を知ってますか?」と聞こうと思ったり、「いや、やっぱりこのままが・・・」と、ためらったり・・・そんな勝手な想像をしているうちにその人を見失ってしまった。

(1984年・4月24日)

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自由が丘は東京時代に大好きで一番遊んだ街だった。僕の音楽の師匠N氏と初めて出会ったのもこの街にあった「SONGS」というカフェだったし、プー太郎だった時に「可哀想だから」とバイトで雇ってくれたI金物店も。はす向かいの佃煮屋さんのバイトの子を好きになったこともあったっけ。懐かしいような恥ずかしいような。

焼き物の美味しい「七味亭」や酒の学校「金田」、大きなJBLのスピーカーで音楽を聴かせてくれた「チャーリー・ブラウン」、バーならやりは「グランド・ファーザー」、紅茶のお店「MURA」、マリン用品を扱っていた「マゼラン・マリン・ショップ」・・・挙げればきりがないほど、この街のお店や人たちにお世話になった。

たぶん「栗の木通り」は今もまだあると思う。軒を並べるお店は変わっただろうが。今年あたり休暇をとって、あの街を訪ねたいな。

2005/07/01

Category: 05.明日晴れるかな — itochan @ 22:39:51

●今日から七月。一年がもう半分過ぎた。早いものだ。しかし、変わっていないのは自分だけのような気がする。

●美禄の会でご用意した小鼓が完売。評判は良かった。もう1本の千代の園もこれまた限定の美禄。評判はいかがだろう。

●3年越しで探していたCDがアマゾンで見つかった。恐るべし!早速購入だ!今風な言い方をすればアコースティック・ギターによるスムース・ジャズ・・・?!言葉にすると薄っぺらいが、もっと奥深い魅力があるんだけど。近々お店で流します。

●しばらくの間、保健衛生上の関係で「しゃくみそ」をストップしようかと考えている。

itochan@mail.magazine

Category: 03.メルマガ[伊藤通信] — itochan @ 17:10:01

こんにちは。熊本上通並木坂bar伊藤から季節の便りです。

今年も半分が終わり、今日から七月。七月のことを文月(ふみづき、ふづき)と呼んだりもしますが、その由来は、七夕に詩歌を詠んだり、書物を夜風にさらす風習があるからだとか…。風流でいいですねぇ~。

さて、bar伊藤も、昨日は夏越しの酒を振舞い追え、今日から心機一転、夏バージョンで行きます。雨が少ないとはいえ、まだ梅雨明け宣言はありませんが、気分はもう夏!張り切って飲みましょう。http://itochan.com/blogs/

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