これからの季節に大推薦・太鼓判!
■■A Day In The Life・・・
■■きょうの僕を幸せ気分にしてくれた1曲
[2007/03/30]
【ENTRE~お入りください~】

プラーノス
written by RENATO MOTHA / VADER LEE
performed by ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート
from the album[プラーノス](2005年)
たった今、amazonから届いたCD。当然のように期待して購入はしたものの、相変わらず未聴で購入決定する僕。パッケージを開けて聴いてみなければ安心など出来ないわけで・・・無謀な買い方だと我ながら呆れるが・・・
CDプレーヤに乗せてPLAY。ギターの響きに合わせて儚げな男性ヴォーカルのスキャットが流れ出した。もう、この時点で僕はガッツ・ポーズ! 間違いない。素晴らしいと。
長い冬が去り、季節は春のど真ん中。でも、まだココロのどこかでは冷たい風が吹いていた。ぽかぽか陽気に浮かれにぎやかさを増す世間。盛り上がれば上がるほどに、僕の気持ちは反対にやるせなく冷めていた。
そんな時に。こんな素敵なアルバムと出合えるなんて。思えば昨年末に出合ったエヴァ・キャシディの「フィールド・オブ・ゴールド」もそうだった。断言したい。このアルバムはこれからの季節に大推薦したい! 間違いなく僕もしばらくは毎日聴くだろうし、お店でもヘヴィ・ローテーションで流すだろう。
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートは、とても良質で洗練されたボサノヴァ・スタイルの夫婦デュオ。ブラジル内陸部ミナス地方出身のシンガー/作曲家/プロデューサーのヘナート・モタと、屈指の美声を誇るパトリシア・ロバートとのデュオ名義3作目。
全曲へナートのペンによるオリジナル作品(共作含む)で構成。映像を喚起させる叙情性を持ったメロディと、二人のはかなげなヴォーカルを中心に、シンプルかつアコースティックな響きのネオ・ボサノヴァ的サウンド・プロダクションが美しい。どこかセルソ・フォンセカを連想させる。
BGMでなんてもったいない。何もかもやめて、ただただ二人の声にひたっていたくなってくる。もう、とにかく気持ちのいいアルバム。
さて。1曲選ぶのに困った。全曲いいのだ。あえて言うならT⑤『エントリ~お入りください』からT⑥『プラーノス~計画』T⑦『メウ・メリョール・デリーリオ』へとつながる3曲の流れが最高。どれも曲も素晴らしいし、絡み合う男女のヴォーカル・・・無上の喜び。
でも1曲に決めなくては。T⑤はヘナート・モタがメイン・ヴォーカルをとり、T⑥では交互にメインをとる。そして、T⑦ではパトリシア・ロバートのスキャットで始まりメインをとる。その美声にとっぷりと魅了されてしまう・・・ん~、困った。
いいや。今回は例外。3曲一緒に選ぼう。とりあえずは流れの始まるT⑤『エントリ』を。
それにしても、素晴らしい。この感動をどういう言葉で表現したらよいだろう。「涙が出るほど」と言ったら誤解されるし。「気持ちいい」ではあまりにも芸がない。・・・やはりこれが一番いいかな。
「ボサ・ノヴァより、もっと親密。サンバより、もっと儚く。」
(紹介文からの抜粋)
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